友人が骨折で手術・・・(看護師の記憶)
今でも、看護学校からの友人2人と付き合いがある。
看護実習が始まって、グループで分けられた7人。
楽しい実習でもあったが、レポートや現場での悩みなど・・・
担当教務と何度となくぶつかったことか・・・今は懐かしい思いで。
7人が何となく気が合って、励まされたり、愚痴を言いあったり。
卒後は、就職でバラバラになったが、数年は7人でよく連れだって遊んだ。
その後、それぞれ結婚したり、転勤などもあって連絡が途絶えたが、
私を含めて3人は、毎年とはいかないが、都合がつけば会っていた。
最近は、子育てや仕事も一段落して、比較的に自分の時間を持てるようになり、
住んでいる地域は、離れているが連絡し合ったり、会うことも多くなった。
その中の1人が外出中に転倒して、救急搬送され入院。
大腿骨頸部骨折で骨接合術の手術を受けたとLINEが来た。
あちゃ~~ 転倒、骨折はもっと上のご高齢者の話しとばかり・・・
身近な人のこととなると、急に不安が襲う😢
気をつけねばと、気を引き締めるが、転ばない保証はない!!
本人は、「自分がこけるなんて、思いもしなかった、これが現実なんだ。
ホントに高齢者になった気分よ。」とやや落ち込んだ様子。
転倒の原因は、新しいスニーカーを履き慣らしに外出した時のできごと。
あ~わかるな その気持ち。良かれと思いしたことが裏目に・・・つらい
「まだまだ、世の中の高齢者からすれば、若いから回復も早いよ!
術後の感染に気をつけて、リハビリはきついけど、あなたは頑張り屋さんだから」と
久しぶりの電話がお見舞いになった。
まだ現役の頃に体験した ”認知症あるある″ の話。
認知症の男性で80代、農作業中に転倒し大腿骨骨折で手術をした。
手術後、目が覚めると酸素チューブ、点滴、排尿の管も抜いて、
手術部位、シーツ、寝衣まで血だらけの不穏状態。
明け方にやっと落ち着いて「私はどうしてここにいるのか??」と聞き、
スタッフが説明すると、その時は「あ~そうですか、迷惑かけました」と普通。
だが、すぐ忘れて何度も同じことを聞いてきた。認知症・・・あるある。
その後、ウトウトしていたが・・・なんと❕
ベッドに正座して「ご飯ください、食べてません」と何回も叫んでいた。
主治医に「こんなに早くリハビリの指示をされたのですね」(笑)
と報告すると、主治医も「ちと 早かったかな」と乗って話しが盛り上がった。
こんなこともあったねと、話しすると思い出して二人で大笑いした。
あ~笑えるから良かったとホッとした。
小さな体の変化はあるが、生活に不自由はないので、慣れている自分。
諺で ”明日は我が身”ってよく言ったもの。
友人が言っていた。「トイレに行けないのが一番つらいと、こんな思いは
二度としたくない」と、やや涙声 😢
私も一番恐れていること。寝たきり、排泄のこと。だが避けては通れない事実。
あ~考えたら落ち込むので、その時になったら腹を括るしかない。