介護ボランテァに参加して
仕事を辞めてから、友人達と食事や遊びは継続しているが、
なんらかで社会との関わりを持ちたいと、市の介護ボランテァに登録した。
研修を受けて、求めている事業所の一覧表をもらった。
もらってすぐは、意欲満々でボランティアの内容を吟味したが・・・
なかなかピンと来ないまま、約1年になろうとしている。
登録したままでは意味がないと、一発奮起した。
高齢者施設で、話し相手で1時間程度来てもらえる方、しかも女性がいいと 😊
まだ、見かけは女性なので連絡してみた。
一度、面接しますとのこと。😲 面接があるんだね・・・
そりゃぁ、そうですよね!
いきなり見知らぬ者が来たら、セキュリティや個人情報もあるし、納得。
面接の連絡はすぐきた。
高級ホテルのような建物、きっと、利用料が高いだろう。
入居者さんは、楽園を想像して選んだんだろうと、勝手な妄想しながら入った。
中の調度品も高級そうで・・受付にはコンシェルジュが立っていた。
面接は30代後半らしき男性が対応。
ボランティアだから、何の資格もいらないが、根掘り葉掘り聞いてきた。
やや見下げた感じを受けた 😢😢 断ろうと思った。
看護師、ケアマネ、障がい福祉相談員の経験があると答えると・・・
途端に声のトーンが上がり、作り笑顔で「お願いします」と。
何が基準なのか??
見た目、年齢、資格?? 面接した人の個人的な見方なのかな・・やや不快。
面接が終わり、1回だけにしようと思い、参加する日を決めて帰宅した。
さて、ボランティア活動当日。
あの面接した男姓が、私を紹介した・・・・
看護師をされていて、ケアマネージャーもお持ちですと・・・😲
まぁ!な・なんと余計なことを言ってる!!! 何を考えているのか!
勘違いをするようなことを言ったらダメでしょう❕
ただのボランティアですよ。 職業は過去のこと・・また不快。
テーブルに着くと、案の定数人の方が寄ってきた。
あちこち痛みが収まらない、ご飯が美味しくない、どこか悪いのか、
入居者同士の問題、至ってはスタッフがすぐ来てくれない、等々。
傾聴に徹底した。これが話し相手なんだね・・・
しばらくは、数人でそれぞれ言いたいことを言っていたが、
「あら、あなたもそうなのね」と納得したり、人の話しも聞いて、
「私だけではない」と思った人もいたようで、あの病院の先生がよかったなど、
和気あいあいの場になり、皆様の表情が和らいでいるように見えた。
最初の紹介時は嫌な感じだったが、結果オーライ 👍
約1時間半のボランティア活動は、途中から心地よくなった。
帰り際は、入居者さん達に見送られ帰宅した。
後から思った、どっちがボランテァだったのかな・・😊
日頃も入居者の方々は、そのような話しもしていると思うが、
メンバーが変わるだけで、人を通じて気づくことがある。
私もまだまだ、気づいてないことがいっぱいあるのだろうと思った1日だった。